ボイパのスクラッチには複数の種類があります。今回はその中のボイススクラッチについて、やり方やコツをまとめてみました。
ボイススクラッチの動画講義①
ボイススクラッチはその名の通り、裏声と地声、ミドルボイスを巧みに操って行うスクラッチです。スクラッチとは回転しているレコード盤を直接手で触れてレコードを読み取る針の位置を前後にずらすことで生まれる音です。
◯動画構成
ボイススクラッチのデモンストレーション(14秒〜)
ボイススクラッチのやり方(54秒〜)
ボイススクラッチ(あいうえおスクラッチ)のやり方
- あぅあ(ぅの時に音程を下げる)
- いぅい(ぅの時に音程を下げる)
- うぅう(ぅの時に音程を下げる)
- えぅえ(ぅの時に音程を下げる)
- おぅお(ぅの時に音程を下げる)
ボイススクラッチのコツ
- 発音時は声を絞って籠らせる(赤ちゃんが泣くときの「オギャー」の声を真似る・ミドルボイスの要領)
ワンをボイススクラッチする場合はw「a」nのあスクラッチ、ツーをボイススクラッチする場合はt「u」-のうスクラッチ、スリーをボイススクラッチする場合はsur「i」-のいスクラッチ、フォーをボイススクラッチする場合はf「o」-のおスクラッチ。
ボイススクラッチの動画講義②
◯動画構成
ボイススクラッチのデモンストレーション(0秒〜)
ボイススクラッチのやり方(2分13秒〜)
ボイススクラッチのやり方
- 声を鼻で共鳴させる(ミックスボイス)
- W(わぁうぃううぇうぉ)の音を入れる
- 唇の先で声が膨らむイメージ
- ミの音を使う
ボイススクラッチの動画講義③
◯動画構成
ボイススクラッチのデモンストレーション(7秒〜)
ボイススクラッチのやり方(1分00秒〜)
ボイススクラッチのやり方
- あぅわのぅの音程を下げ、わで音程を戻す
- キーを変えてテイストの違うスクラッチを作る
感想とまとめ
ボイススクラッチは基本的に「あぅあ」の「ぅ」がキーポイントになっていますね。音程を下げることによって実際のスクラッチっぽく聞こえてきます。
このボイススクラッチは「様になっていないと笑われる可能性がある」ので、実際に人前でボイススクラッチを披露する際は要注意です。リズムの中に組み込んだボイススクラッチはかなりそれっぽく聞こえてかっこいいので、好きなリズムパターンをゆっくり再生しつつコピーしてみるとだんだんと応用も聞いてくると思うのでやってみてください。
ではまた!