あなたはボイパとビートボックスの違いを知っていますか?今回はボイパとビートボックスの違いについていろいろと調査してみました!
ボイパとビートボックスの違いを調査
まず、ボイパから。
ボイパのルーツはアカペラにあります。おそらくですが、アカペラ番組のハモネプがブームだった当時に、ラグフェアーのおっくんが発した単語だと思われます。ボイスパーカッションを縮めてボイパです。
ボイパはビートボックスに比べて打楽器系の音、特にドラムを表現することが多いです。アカペラパートの1つで、メンバーで集って楽曲を披露する際に皆と一緒にやるのが一般的です。
次にビートボックス。
ビートボックスのルーツはヒップホップです。クラブにビートボックスという機械があったらしく、そのビートボックスをお金で買えなかった人が、「それなら口でやっちゃおうぜ」ということで始まったのがヒューマンビートボックスであるという話を聞いたことがあります。
ビートボックスではドラムの音も表現しますが、その他にはスクラッチやホイッスル音、ベース音なんかも混ぜてパフォーマンスします。ボイパの場合はメンバーと集まって画曲を披露しますが、ビートボックスは一人、ないし二人でタッグを組んでパフォーマンスします。
ボイパは音楽よりなのに対して、ビートボックスはパフォーマンス寄りであると言えます。
有声ボイパと無声ビートボックス
かつてハモネプが放送していたころは、ボイパは有声と無声にジャンル分けして紹介されていました。
有声ボイパは、バスドラムやスネアドラムを打つ際に声も混ぜます。音に厚みが増してリアルなドラム音に近くなりますが、幾分連打性能が落ちます。
有声スネアドラムの出し方は【ボイパ】スネアドラムのやり方!無声スネアと有声スネアの違いもで解説しています。
有声バスドラムの出し方は【ボイパ】バスドラムのやり方や出し方は?動画講座もで解説しています。
一方で、無声ボイパはビートボックスのドラム音と同じ音の出し方で、声を使わない分音の厚みは落ちますが、連打性能が高くよりタイトなリズムを刻むことができます。吸うスネアドラムをマスターすれば、スネアドラムの音を出しながらブレスも同時に行うことができるので、よりスムーズにリズムを奏でることができます。
ボイパとビートボックスはどっちがおすすめか
正直なところ、口で音を出すという観点ではボイパもビートボックスも同じです。自分のスタイルに合わせて自分の気に入った音から先に練習していけばいいと思います。
ビートボックスにおいても、有声スネアの出し方で音を表現することもありますし、ボイパとビートボックスどっちもできるよおうになった方が使いまわしがきいていいと思います。
ボイパとビートボックスが両方できるというよりは、無声と有声どちらもできるって感じですかね。
感想とまとめ
- ボイパは音楽寄り、ビートボックスはパフォーマンス寄り
- ボイパは複数人で、ビートボックスはソロで
- ルーツはボイパがアカペラで、ビートボックスがヒップホップ
ちなみに僕はボイパで使われる有声のスネアドラムとバスドラム、それからビートボックスでよく使われる無声のスネアドラムとバスドラムどっちもできます。
昔はアカペラバンドを組んでいてボイパの立ち位置でしたので有声ボイパをよくやっていましたが、今軽く遊びでやるときは無声のビートボックスをやることが多いです。
これからボイパ・ビートボックスを身に着けたい!と思っている方は、自分の気に入った音から練習して、徐々にバリエーションを増やしていくといいのではないでしょうか!
ではまた!